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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル

第II章 組織学的検査 2.検体 4)特殊検査

c)レクチン染色法

著者: 弓納持勉1 石井喜雄1 中澤久美子1

所属機関: 1山梨医科大学附属病院検査部

ページ範囲:P.176 - P.177

文献概要

1.原理
 レクチン染色は,レクチンと糖の親和性を利用し,細胞表面に存在する糖と結合したレクチンを組織化学的に認識する手法である.このレクチン染色には,蛍光色素標識法,ペルオキシダーゼ(horseradish peroxidase;HRP)標識法およびビオチン化レクチンを用いたアビジン・ビオチンペルオキシダーゼ複合体(avidin-biotin peroxidose complex;ABC)法のほか,抗レクチン抗体を用いた酵素抗体法がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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