文献詳細
増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第II章 組織学的検査 2.検体 4)特殊検査
文献概要
1.原理
レクチン染色は,レクチンと糖の親和性を利用し,細胞表面に存在する糖と結合したレクチンを組織化学的に認識する手法である.このレクチン染色には,蛍光色素標識法,ペルオキシダーゼ(horseradish peroxidase;HRP)標識法およびビオチン化レクチンを用いたアビジン・ビオチンペルオキシダーゼ複合体(avidin-biotin peroxidose complex;ABC)法のほか,抗レクチン抗体を用いた酵素抗体法がある.
レクチン染色は,レクチンと糖の親和性を利用し,細胞表面に存在する糖と結合したレクチンを組織化学的に認識する手法である.このレクチン染色には,蛍光色素標識法,ペルオキシダーゼ(horseradish peroxidase;HRP)標識法およびビオチン化レクチンを用いたアビジン・ビオチンペルオキシダーゼ複合体(avidin-biotin peroxidose complex;ABC)法のほか,抗レクチン抗体を用いた酵素抗体法がある.
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