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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 2.検体 3)検体の受付と処理

c)染色法[3]粘液染色

著者: 阿部仁1 草刈悟1 秦順一1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.200 - P.203

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はじめに
 病理組織診断や細胞診における特殊染色は,免疫組織化学染色の普及によりその主役の座をゆずったかの感があるが,粘液染色は細胞診において現在でも重要な役割を果たす染色で,特に体腔液検体における良・悪性の鑑別や粘液産生の有無を検索するのに有用である.本稿では粘液染色の中でも使用頻度の高いPAS(periodic acid Schiff)染色,アルシアン青染色,ムチカルミン染色について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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