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増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 2.検体 3)検体の受付と処理
c)染色法[4]酵素抗体法とin situ hybridization
著者: 伊藤仁1 長村義之2
所属機関: 1東海大学医学部附属病院病理診断科 2東海大学医学部病態診断系病理学
ページ範囲:P.203 - P.205
文献購入ページに移動組織標本を対象とした免疫組織化学的手法は,細胞診標本においても積極的に応用されており,診断上有用な種々の抗原の検出が可能となっている.細胞診においては主に腫瘍診断,すなわち良・悪性の鑑別,組織型の推定,腫瘍の機能的分類や病原体の検出に用いられている.また,細胞増殖マーカー,ホルモンレセプターあるいは癌遺伝子蛋白などの検出も可能である.
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