icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 2.検体

6)判定と報告

著者: 都竹正文1

所属機関: 1癌研究会附属病院細胞診断部

ページ範囲:P.211 - P.212

文献購入ページに移動
はじめに
 細胞診は当初,剥離細胞診検体による検査法としてスタートしたために,その判定は第一義的には癌であるか否かを,つまり悪性腫瘍か,それ以外の病変か,あるいは正常状態であるかを個々の細胞異型から判断してきた.細胞の異型性は良性病変にも悪性病変にもみられるが,その各々は質的に異なっている.その差異は異型性の程度の違いとして表現される.この異型性の違いを表す指標としてこれまでいくつかの分類がつくられ,現在も使われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?