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増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 4.細胞診断学各論
3)消化器 a)唾液腺
著者: 加藤拓1
所属機関: 1船橋市立医療センター検査科病理検査室
ページ範囲:P.241 - P.243
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唾液腺病変の穿刺吸引細胞診はEnerothらにより1950年以降,本格的に行われ始め,その正診率は約90%と,当時としては画期的なものであった.それ以後,この検査法の診断率の高さ,安全性,手技の容易さから欧米において積極的に行われ,わが国でも徐々に行う施設が増えている.
唾液腺病変の穿刺吸引細胞診はEnerothらにより1950年以降,本格的に行われ始め,その正診率は約90%と,当時としては画期的なものであった.それ以後,この検査法の診断率の高さ,安全性,手技の容易さから欧米において積極的に行われ,わが国でも徐々に行う施設が増えている.
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