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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 4.細胞診断学各論

7)甲状腺

著者: 深沢政勝1 森下由紀雄2 野口雅之3

所属機関: 1筑波大学附属病院病理部 2筑波大学臨床医学系臨床病理 3筑波大学基礎医学系病理

ページ範囲:P.259 - P.261

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はじめに
 甲状腺の穿刺吸引細胞診は,高い正診率が得られるばかりでなく,多くの場合,組織型まで推定することが可能であり,特に悪性腫瘍では濾胞癌を除き実質的な確定診断として用いられている1).本稿では,細胞診で扱われる頻度が高い主な疾患の穿刺吸引細胞像について概説する.なお,濾胞腺腫と濾胞癌は,細胞診による鑑別が困難なため一括して述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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