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増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第III章 細胞診 4.細胞診断学各論
8)リンパ節
著者: 岸本浩次1 北村隆司1 光谷俊幸1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院病院病理科
ページ範囲:P.262 - P.265
文献購入ページに移動リンパ節細胞診は現在,捺印あるいは穿刺吸引細胞診として,ごく一般的に行われている検査法である.その対象には,良性では反応性リンパ節症,悪性では悪性リンパ腫,転移性腫瘍などがある.また節外性にみられる悪性リンパ腫もその対象となっている.
本稿では誌面の関係上,各々の疾患の見かたについての詳細な記載は省き,リンパ節病変における総論的な細胞の見かた(ギムザ染色)を中心に解説したい.このため,悪性リンパ腫の診断に際しては,悪性リンパ腫の細胞像と組織型(表)を用いて,該当する組織型(LSG分類1),REAL分類2)など)に当てはめていただきたい.
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