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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第VII章 検査室のシステム化

3.報告書の作成,管理と検索システム

著者: 根本則道12 杉谷雅彦12 武居宣尚2

所属機関: 1日本大学医学部病理学教室 2日本大学医学部附属板橋病院病理部

ページ範囲:P.331 - P.335

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病理診断報告書の書式
 報告書の書式に関しては,ほとんどの施設で独自のものを作成し使用しているのが実情であろう.筆者らの施設では,組織診,迅速診断,細胞診の3種類の報告書を使用しており,各々に対応する色分けされた依頼書が臨床各科の外来,病棟に用意されている(図1).依頼書の色分けは依頼側の混乱を避けるためであるとともに,病理部で依頼書に報告書を貼付して保管する際に整理しやすい利点がある.なお,報告書はA4の複写式(3枚複写)を使用している.図2,3に筆者らの施設で用いている病理組織診断ならびに細胞診の報告書を示す.報告書には診断入力後の出力時にあらかじめ登録された病理番号(あるいは細胞診番号)と患者属性が印字される.したがって,入力は組織診に関しては診断と所見,細胞診に関しては判定と所見,報告日,病理医ならびに細胞検査士名である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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