文献詳細
文献概要
日常染色法ガイダンス 生体色素の日常染色法—胆汁および胆汁色素の染色法
グメリン法
著者: 金子伸行1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部
ページ範囲:P.677 - P.680
文献購入ページに移動目的
グメリン法は胆汁色素(bile pigment)を証明するための染色法の1つである.
胆汁色素は,化学的にはヘム(heme)の直鎖テトラピロール誘導体(図)で,ヘマトキシリン・エオジン染色標本上ではビリルビン(bilirubin)とヘマトイジン(hematoidin)に区別されているが,組織化学的反応は類似し,化学的にも同一物であると考えられている.
グメリン法は胆汁色素(bile pigment)を証明するための染色法の1つである.
胆汁色素は,化学的にはヘム(heme)の直鎖テトラピロール誘導体(図)で,ヘマトキシリン・エオジン染色標本上ではビリルビン(bilirubin)とヘマトイジン(hematoidin)に区別されているが,組織化学的反応は類似し,化学的にも同一物であると考えられている.
掲載誌情報