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技術講座 生理
小児領域における腹部超音波検査—腹痛症例に対する有用性を中心に
著者: 野坂俊介1 黒木一典1 石川徹1 桜井正児2 永江学2
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学放射線医学教室 2聖マリアンナ医科大学病院超音波センター
ページ範囲:P.769 - P.777
文献購入ページに移動超音波検査(US)は,その簡便性と非侵襲性から,小児腹痛症例に対する画像診断において必要不可欠な検査法の1つである.目標臓器が小さい小児では高周波探触子を使用できることが利点として挙げられる.一方,USの欠点としては,所見が再現性に乏しいことや,画像の良し悪しが術者に依存することが挙げられる.最近の知見としては,カラードプラやパワードプラを用いることにより血流情報を正確に知ることが可能になったことが挙げられる.
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