文献詳細
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文献概要
症例 患者は33歳,女性で妊娠35週.臨床診断はSLE,続発性シェーグレン症候群.抗SS-A抗体陽性,治療目的で血漿交換を施行した.今回,38.3℃の発熱をきたしたため,入院(産婦人科)となり,6月29日,血液培養が行われた.なお,患者の原疾患は活動性を認めず,ステロイドも未使用である.入院の9日前,乳製品を摂取していた.
分離培養:血液培養瓶は,1本のみ提出されたので,嫌気性菌の観察のためそのまま培養した.培養後2日目,その上層部は全体的に著しく混濁し,ピンク色(溶血?)を呈していた.瓶のふたを開けた際,ガス発生や悪臭は認められなかった.
分離培養:血液培養瓶は,1本のみ提出されたので,嫌気性菌の観察のためそのまま培養した.培養後2日目,その上層部は全体的に著しく混濁し,ピンク色(溶血?)を呈していた.瓶のふたを開けた際,ガス発生や悪臭は認められなかった.
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