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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻10号

1999年09月発行

技術講座 一般

関節液の外観と顕微鏡所見

著者: 米田操1 高橋勝美1

所属機関: 1名張市立病院臨床検査室

ページ範囲:P.1175 - P.1180

文献概要

新しい知見
 近年,関節液検査は偏光装置付き顕微鏡の普及により結晶に起因する関節炎(結晶誘発性関節炎)の診断が可能となり,多くの施設で実施されるようになってきた.さらに現在では,関節液細胞学分野の進歩によって,関節液中にのみ認められる特徴的な細胞を分類することで,個々のリウマチ性疾患を鑑別診断できるようになってきている.本稿で述べる関節液の外観と細胞所見は,リウマチ性疾患を診断するうえで最も重要な診断情報であると考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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