文献詳細
トピックス
文献概要
はじめに
検体の量が不足していたり,測定値が著しく高値を示した場合には,検体を希釈して再測定し,得られた数値に希釈倍率を乗じて“元の値”を推定することがよく行われている.ただし,この方法は決して“万能”ではない.希釈して測定してはいけない検査項目もあるのである.その代表例が“フリーT4(FT4)・フリーT3(FT3)”であるが,以下に理由を示して解説する.
検体の量が不足していたり,測定値が著しく高値を示した場合には,検体を希釈して再測定し,得られた数値に希釈倍率を乗じて“元の値”を推定することがよく行われている.ただし,この方法は決して“万能”ではない.希釈して測定してはいけない検査項目もあるのである.その代表例が“フリーT4(FT4)・フリーT3(FT3)”であるが,以下に理由を示して解説する.
掲載誌情報