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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻11号

1999年10月発行

病気のはなし

MGUS

著者: 加納正1

所属機関: 1加納内科

ページ範囲:P.1262 - P.1266

文献概要

新しい知見
 生体は抗原刺激を受けると抗体を産生する.この抗原刺激に反応して,参加した抗体産生細胞群の中から,ときに非腫瘍性単クローン性増生(MGUS)が認められる.さらに,これが腫瘍性格を獲得すると,骨髄腫に進展する.まれにM成分に対応する抗原が同定されることがある.筆者はこのような症例を検討して,最初の抗原刺激から骨髄腫と診断されるまでの期間は40年前後と推算した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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