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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻11号

1999年10月発行

文献概要

技術講座 免疫

HCVコア蛋白質定量とその意義

著者: 倉田満1 青木芳和2

所属機関: 1(財)神奈川県予防医学協会中央診療所運営部 2(財)神奈川県予防医学協会中央診療所検査第2部

ページ範囲:P.1267 - P.1271

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新しい知見
 C型肝炎ウイルス(HCV)定量法を大別すると,HCV-RNAをPCRやハイブリダイゼーションを用いて測定する方法と,HCV構成蛋白質を酵素免疫測定法(EIA)を用いて測定する方法に分けられる.EIA法によるHCVコア蛋白質定量法は遺伝子型(genotype)の違いによる影響が最も少なく,またC型急性肝炎の早期診断にも有用であると報告されている.
 C型慢性肝炎に対する治療にはインターフェロンの投与が広く実施されているが,その治療効果の予測においては,HCVコア蛋白質定量などのウイルス量の把握は必須である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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