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検査データを考える
喀痰分離菌と肺炎の原因菌
著者: 青木泰子1
所属機関: 1国立病院東京医療センター総合診療科
ページ範囲:P.1329 - P.1332
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感染症の診断には病巣診断と起因微生物同定の両方が必要である.発熱,白血球増加,C反応蛋白(C-reactive protein;CRP)上昇などの急性炎症兆候を示す患者がいた場合,胸痛,咳嗽などの臨床症状や胸部X線写真などの画像診断によって肺炎という病巣診断がなされ,起因微生物は多くの場合,喀痰培養によって決定される.
感染症の診断には病巣診断と起因微生物同定の両方が必要である.発熱,白血球増加,C反応蛋白(C-reactive protein;CRP)上昇などの急性炎症兆候を示す患者がいた場合,胸痛,咳嗽などの臨床症状や胸部X線写真などの画像診断によって肺炎という病巣診断がなされ,起因微生物は多くの場合,喀痰培養によって決定される.
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