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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻11号

1999年10月発行

文献概要

トピックス

インフルエンザ菌b型ワクチン

著者: 石和田稔彦1 黒木春郎1 上原すゞ子23

所属機関: 1千葉大学医学部小児科 2千葉大学 3埼玉医科大学小児科

ページ範囲:P.1353 - P.1355

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はじめに
 わが国では細菌ワクチンとしてジフテリア・百日咳・破傷風三種混合(DPT)などが広く実施され,これらの疾患の患者数は減少し,その効果は実証されている.一方,乳幼児における細菌性髄膜炎の主要な起因菌であるHaemophilus influenzae typeb(Hib)に対するワクチンは欧米では1980年代から広く実施され,著しい効果を上げているが,わが国ではいまだ導入さえも認可されていない.
 本稿ではHibワクチンについて概説し,内外の情勢も合わせて紹介することで,本ワクチンの認識が高められることを願うものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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