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自己免疫性溶血性貧血の機序
著者: 亀崎豊実1 梶井英治12
所属機関: 1自治医科大学法医学・人類遺伝学教室 2自治医科大学地域医療学教室
ページ範囲:P.1541 - P.1544
文献概要
自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolyticanemia;AIHA)は赤血球に対する自己抗体の産生と,それに伴う赤血球の破壊(溶血)により生じる貧血の総称である.その診断は赤血球に結合した抗赤血球自己抗体や補体の証明によりなされ,凝集反応に基づいた血清学的手法である直接クームス試験が広く用いられている.
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