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尿検査における前処理装置としての自動尿分取装置UA-ROBO 600
著者: 伊瀬恵子1
所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.485 - P.488
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近年,検体検査領域においてバーコード対応タイプの測定機器が増加している.特に検体搬送システムを導入する場合,バーコードを貼付した検体を用いることは必須である.血液を検体として検査を行う部門では,患者ごとにバーコードを貼付した採血管を供給する採血管準備システム1)が普及しつつある.しかし,尿検査領域では尿カップからバーコードを貼った先の尖ったスピッツに尿を分取しなければならないため,用手法に頼っているのが現状である.
UA-ROBO 6002,3)は上記の機能を搭載した尿自動分取装置4)である.本稿では,装置の概要および性能について紹介する.
近年,検体検査領域においてバーコード対応タイプの測定機器が増加している.特に検体搬送システムを導入する場合,バーコードを貼付した検体を用いることは必須である.血液を検体として検査を行う部門では,患者ごとにバーコードを貼付した採血管を供給する採血管準備システム1)が普及しつつある.しかし,尿検査領域では尿カップからバーコードを貼った先の尖ったスピッツに尿を分取しなければならないため,用手法に頼っているのが現状である.
UA-ROBO 6002,3)は上記の機能を搭載した尿自動分取装置4)である.本稿では,装置の概要および性能について紹介する.
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