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オピニオン
今,臨床検査技師がなすべきこと
著者: 牧瀬淳子1
所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科
ページ範囲:P.553 - P.553
文献購入ページに移動はじめに
厳しい医療情勢の中,病院を取り巻く経営環境の変化は臨床検査部門にも大きな影響を及ぼし,ブランチラボ,FMS導入を余儀なくされようとする施設が増加しつつある.このような環境の中で,臨床検査技師の存在価値を高めるために“何をなすべきか”は,それぞれの病院で真剣に取り組んでいかなければならない課題である.
今後の臨床検査技師のありかたとして,1つは臨床側へのサービス(臨床支援)と,もう1つは患者サービスがあると考える.近年,検体検査部門では自動化・搬送システムの導入・システム化が進んできたが,このために臨床検査技師を減らすのではなく,空いた時間をほかの検査や,検査室から外へ向けた業務に,みずから積極的に広げていく姿勢が必要であると思われる.
厳しい医療情勢の中,病院を取り巻く経営環境の変化は臨床検査部門にも大きな影響を及ぼし,ブランチラボ,FMS導入を余儀なくされようとする施設が増加しつつある.このような環境の中で,臨床検査技師の存在価値を高めるために“何をなすべきか”は,それぞれの病院で真剣に取り組んでいかなければならない課題である.
今後の臨床検査技師のありかたとして,1つは臨床側へのサービス(臨床支援)と,もう1つは患者サービスがあると考える.近年,検体検査部門では自動化・搬送システムの導入・システム化が進んできたが,このために臨床検査技師を減らすのではなく,空いた時間をほかの検査や,検査室から外へ向けた業務に,みずから積極的に広げていく姿勢が必要であると思われる.
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