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文献概要
増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 1.生化学検査
1)血液ガス 技術編
著者: 福永壽晴1
所属機関: 1金沢医科大学臨床病理学教室
ページ範囲:P.674 - P.678
文献購入ページに移動はじめに
血液ガスの測定は,古くはVan Slyke-Neillの検圧計(O2およびCO2の含量を実測する)や,Astrup法(PCO2をCO2平衡曲線とpHの関係より求める)が使用されていたが,現在ではほぼすべての測定装置で電極法が用いられている.
また,測定項目もpH, PCO2,PO2のほかにSO2,ヘマトクリット(Hct),総ヘモグロビン量(tHb),CO-オキシメトリーなどが測定できる機種が増えているが,本稿ではpH, PCO2,PO2の3項目(電極法)に限定し,演算項目も除外する.
血液ガスの測定は,古くはVan Slyke-Neillの検圧計(O2およびCO2の含量を実測する)や,Astrup法(PCO2をCO2平衡曲線とpHの関係より求める)が使用されていたが,現在ではほぼすべての測定装置で電極法が用いられている.
また,測定項目もpH, PCO2,PO2のほかにSO2,ヘマトクリット(Hct),総ヘモグロビン量(tHb),CO-オキシメトリーなどが測定できる機種が増えているが,本稿ではpH, PCO2,PO2の3項目(電極法)に限定し,演算項目も除外する.
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