文献詳細
文献概要
増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 1.生化学検査
6)グルコース 臨床編
著者: 山田衆1 小島秀人1
所属機関: 1滋賀医科大学第3内科
ページ範囲:P.716 - P.717
文献購入ページに移動検査の意義と目的
治療中の糖尿病患者において,急性脱水症状や悪心,嘔吐を示す場合は高血糖が予想され,また意識消失,痙攣,脱力などの中枢神経症状や発汗,動悸,頻脈などの自律神経症状を示す場合は低血糖が予想される.
さらに,糖尿病の有無にかかわらず,血中グルコース濃度の高度の異常を有する救急患者は,原疾患に伴って生じる代謝異常の状態にあり,緊急処置を必要とする場合が多い.
治療中の糖尿病患者において,急性脱水症状や悪心,嘔吐を示す場合は高血糖が予想され,また意識消失,痙攣,脱力などの中枢神経症状や発汗,動悸,頻脈などの自律神経症状を示す場合は低血糖が予想される.
さらに,糖尿病の有無にかかわらず,血中グルコース濃度の高度の異常を有する救急患者は,原疾患に伴って生じる代謝異常の状態にあり,緊急処置を必要とする場合が多い.
掲載誌情報