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増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 1.生化学検査
12)CRP 臨床編
著者: 萩原照久1
所属機関: 1日本大学医学部第1内科
ページ範囲:P.751 - P.752
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CRPの上昇は非特異的反応であるが,感染症,膠原病などの炎症性疾患や,悪性腫瘍,急性心筋梗塞,外科手術,分娩など組織崩壊がある場合に血中に増加する蛋白質で,炎症のマーカーとして最も広く利用されている.上昇の程度は炎症や組織崩壊の強さを反映し,病変が強いほどCRPの上昇は大きく,上昇期の期間も長引く.
CRPの上昇は非特異的反応であるが,感染症,膠原病などの炎症性疾患や,悪性腫瘍,急性心筋梗塞,外科手術,分娩など組織崩壊がある場合に血中に増加する蛋白質で,炎症のマーカーとして最も広く利用されている.上昇の程度は炎症や組織崩壊の強さを反映し,病変が強いほどCRPの上昇は大きく,上昇期の期間も長引く.
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