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文献概要
増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 2.血液検査
3)血液凝固検査 a)APTT 技術編
著者: 安室洋子1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.786 - P.788
文献購入ページに移動測定試料と測定方法
1.測定試料
検体は凝固学的検査に共通である抗凝固剤3.2%(または3.8%)クエン酸ナトリウム液1容に血液9容の割合で採血された検体を1,500gで10〜15分間冷却遠心し,上清血漿をプラスチック管に分離,氷水中に保存して速やかに測定する.この際,沈殿層の血球が舞い上がらないように注意する.分離した血漿は直ちに測定しないときは氷冷中に保存,または-40℃以下で凍結保存する.
1.測定試料
検体は凝固学的検査に共通である抗凝固剤3.2%(または3.8%)クエン酸ナトリウム液1容に血液9容の割合で採血された検体を1,500gで10〜15分間冷却遠心し,上清血漿をプラスチック管に分離,氷水中に保存して速やかに測定する.この際,沈殿層の血球が舞い上がらないように注意する.分離した血漿は直ちに測定しないときは氷冷中に保存,または-40℃以下で凍結保存する.
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