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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻7号

1999年06月発行

文献概要

増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 2.血液検査

3)血液凝固検査 c)フィブリノゲン 技術編

著者: 桜井典子1

所属機関: 1神奈川県立衛生短期大学衛生技術科

ページ範囲:P.794 - P.796

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測定方法
 血漿のフィブリノゲン量測定にはトロンビン時間法,重量法,比濁法,加熱沈殿法がある.このうち最も普及しているのはトロンビン時間法である.トロンビン時間法は短時間で測定できること,また汎用自動測定装置で測定できることから緊急検査として用いられている.トロンビン時間法はトロンビン量が一定であれば,フィブリノゲンがフィブリンに変化する時間はフィブリノゲン量に依存することを利用した測定法である.検体を希釈すること,高単位トロンビンを用いることでインヒビターの影響を除いている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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