文献詳細
文献概要
増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 2.血液検査
3)血液凝固検査 c)フィブリノゲン 技術編
著者: 桜井典子1
所属機関: 1神奈川県立衛生短期大学衛生技術科
ページ範囲:P.794 - P.796
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血漿のフィブリノゲン量測定にはトロンビン時間法,重量法,比濁法,加熱沈殿法がある.このうち最も普及しているのはトロンビン時間法である.トロンビン時間法は短時間で測定できること,また汎用自動測定装置で測定できることから緊急検査として用いられている.トロンビン時間法はトロンビン量が一定であれば,フィブリノゲンがフィブリンに変化する時間はフィブリノゲン量に依存することを利用した測定法である.検体を希釈すること,高単位トロンビンを用いることでインヒビターの影響を除いている.
血漿のフィブリノゲン量測定にはトロンビン時間法,重量法,比濁法,加熱沈殿法がある.このうち最も普及しているのはトロンビン時間法である.トロンビン時間法は短時間で測定できること,また汎用自動測定装置で測定できることから緊急検査として用いられている.トロンビン時間法はトロンビン量が一定であれば,フィブリノゲンがフィブリンに変化する時間はフィブリノゲン量に依存することを利用した測定法である.検体を希釈すること,高単位トロンビンを用いることでインヒビターの影響を除いている.
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