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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻7号

1999年06月発行

文献概要

増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 2.血液検査

3)血液凝固検査 d)トロンボテスト 技術編

著者: 国分まさ子1 鈴木節子1

所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科

ページ範囲:P.799 - P.801

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はじめに
 トロンボテスト(thrombotest;TT)は1935年にクイックの一段法プロトロンビン時間(prothrombin time;PT)測定法が開発されてから5年あまり経ったころに,オスロ(ノルウェー)の血栓研究所のオーレンが経口抗凝固療法のモニター法として提唱し,幾多の研究が重ねられたが,1959年に凍結乾燥品として市販されるようになった1).TTはビタミンK依存因子の増減を特異的にとらえ,全血を用いて迅速対応を可能とし,経口抗凝固療法のモニターの標準化のために開発された方法である.その実際面として,当院の方法を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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