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ほっとコーナー
リードタイム28分—中央採血・迅速検査システムの構築
著者: 大田喜孝1
所属機関: 1聖マリア病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.836 - P.836
文献購入ページに移動 Patient focused care(患者中心医療)の理念のもと,聖マリア病院の外来診療においては1時間診療を目的としたリエンジニアリングが推進され,会計・投薬に要する待ち時間は8分程度に短縮された.また予約診療も徐々に定着し,現在の外来診療の8割以上を占めている.こうした展開の中,臨床検査においても外来診療支援を目的とした“中央採血・迅速検査システム”を構築,1997年8月に稼働を開始した.
本システムの基本概念は,患者さんが来院され,検査指示〜採血・採尿を経て診察を受けられるまでの限られた時間内に必要な臨床検査データを迅速に医師の手元に提供するというものであり,医師が検査を指示し,結果を受け取るまでの時間(臨床検査のリードタイム)は30分以内,各外来のスタッフが検体搬送や結果受取りのために検査室に足を運ぶ必要がないことを原則としている.
本システムの基本概念は,患者さんが来院され,検査指示〜採血・採尿を経て診察を受けられるまでの限られた時間内に必要な臨床検査データを迅速に医師の手元に提供するというものであり,医師が検査を指示し,結果を受け取るまでの時間(臨床検査のリードタイム)は30分以内,各外来のスタッフが検体搬送や結果受取りのために検査室に足を運ぶ必要がないことを原則としている.
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