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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻7号

1999年06月発行

文献概要

増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 5.微生物(感染症)検査

2)免疫学的検査 b)真菌感染症 臨床編—カンジダ,アスペルギルス,クリプトコックス,トリコスポロン

著者: 佐々木英祐1 河野茂1

所属機関: 1長崎大学医学部第2内科

ページ範囲:P.884 - P.886

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検査の意義と目的
 深在性真菌症は免疫不全状態の患者の日和見感染症の1つであり,なかでも血液悪性腫瘍患者に対する抗癌化学療法に伴う好中球減少や臓器移植に対する免疫抑制薬投与,あるいはAIDS(acquired immune deficiency syndrome,後天性免疫不全症症候群)などが発症の要因となる.早期診断を誤れば死の転帰をとる予後不良の疾患である.このため早期診断および治療が臨床上重要であり,種々の補助診断法が検討されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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