文献詳細
文献概要
増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 6.一般検査
2)便検査 技術編
著者: 又吉和哉1
所属機関: 1琉球大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.923 - P.925
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便に少量の血液が混入していたり,全体に赤褐色便のときは下部消化管,主に大腸からの出血を疑い,黒褐色便のときは上部消化管,主に胃や十二指腸からの出血を疑う.
消化管などからの出血により大便中に微量に含まれた血液(ヘモグロビン;Hb)の有無を判定するのが便潜血検査である.採便は2日連続法が原則であり,化学的便潜血検査(以下,化学法)と免疫学的便潜血検査(以下,免疫法)がある.
便に少量の血液が混入していたり,全体に赤褐色便のときは下部消化管,主に大腸からの出血を疑い,黒褐色便のときは上部消化管,主に胃や十二指腸からの出血を疑う.
消化管などからの出血により大便中に微量に含まれた血液(ヘモグロビン;Hb)の有無を判定するのが便潜血検査である.採便は2日連続法が原則であり,化学的便潜血検査(以下,化学法)と免疫学的便潜血検査(以下,免疫法)がある.
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