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文献詳細

雑誌文献

検査と技術27巻7号

1999年06月発行

文献概要

増刊号 緊急検査実践マニュアル 各論 6.一般検査

3)髄液検査 臨床編

著者: 浅野博1 松尾収二1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.932 - P.933

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検査の目的
 X線CTやMRIの出現で,中枢神経系の病変の部位や形態の検索は比較的容易になった.しかし,炎症など病変の性質を知ることは難しく,そのために髄液検査は重要な役割を担っている.
 ただし,髄液検査は患者に与える苦痛も大きく,検査の合併症として,頭痛(採取量が多いと生じやすい),脳圧亢進時の髄液採取による脳ヘルニアなどがあり,特に後者は致命的である.これらを踏まえ,適応と禁忌を十分に把握して行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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