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文献概要
技術講座 生理
末梢血管領域の超音波検査法
著者: 高田裕之1 戸出浩之1
所属機関: 1北関東循環器病院検査部
ページ範囲:P.1077 - P.1083
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超音波装置の発達は目覚ましいものがあり,毎年のように新しい技術や機能が導入されている.最近の話題の1つにtissue harmonic imaging法がある.従来の超音波画像は,送信周波数の整数倍のいくつもの周波数成分を持つ受信波により作られているが,このうち,主に送信周波数の2倍の周波数成分で画像を構築する方法がtissue harmonic imaging法である.これによりノイズが少なく分解能のよい画像が得られるため,今まで記録不良とされていた症例でも質の高い画像が得られ,各領域での急速な応用が進んでいる.
超音波装置の発達は目覚ましいものがあり,毎年のように新しい技術や機能が導入されている.最近の話題の1つにtissue harmonic imaging法がある.従来の超音波画像は,送信周波数の整数倍のいくつもの周波数成分を持つ受信波により作られているが,このうち,主に送信周波数の2倍の周波数成分で画像を構築する方法がtissue harmonic imaging法である.これによりノイズが少なく分解能のよい画像が得られるため,今まで記録不良とされていた症例でも質の高い画像が得られ,各領域での急速な応用が進んでいる.
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