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技術講座 病理
自動染色機による適正な細胞診パパニコロウ染色のしかた
著者: 都竹正文1
所属機関: 1癌研究会附属病院細胞診断部
ページ範囲:P.1089 - P.1095
文献購入ページに移動パパニコロウ(Papanicolaou)染色は,細胞診の形態観察用に考案された染色法である.1942年にパパニコロウがScienceに発表した原法に墓づいて使用されていた.その後,染色時間や染色液の微調整を行った各種の改良法,変法が試みられている.これらの方法は原法と大きな差はない.また,各施設においても,より良い染色結果が得られるように改良して使用されている.
染色方法も,細胞診材料の増加および仕事の能率化を図って,自動染色機を用いて染色を行っている施設が増えてきている.しかし,その染色試薬については基本的に変わることはなく,核染色にはヘマトキシリン,細胞質の染色にはOG-6,EA-50の各液が使用される.
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