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けんさアラカルト
院内感染の動向
著者: 富沢真澄1
所属機関: 1いわき市立総合磐城共立病院臨床検査部
ページ範囲:P.1096 - P.1096
文献購入ページに移動一般細菌による院内感染としては,MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌),緑膿菌,Serratia, VRE(バンコマイシン耐性Enterococcus属)などが問題となる原因菌である.日本では1980年代よりMRSAが増加傾向を示し,現在に至っている.MRSAは多剤耐性であること,除菌に苦労することなどから治療に難渋するため,MRSAの増加が問題となり,MRSAの減少のための努力がなされている.
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