icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻1号

2000年01月発行

文献概要

けんさ質問箱

Q ざらざらした血液の原因と検査に供する際の注意点

著者: 安部勝美1 M.Y.

所属機関: 1順天堂大学医学部附属病院輸血室

ページ範囲:P.98 - P.99

文献購入ページに移動
 ざらざらした血液(EDTA-2K含有)の患者がよく見られます.37℃に加温すると“ざらざら”が消えるので,加温後測定しています.寒冷凝集素は32倍(基準値32倍未満),マイコプラズマは40倍未満です.どのようなことが考えられるのでしょうか.また,このような血液は血液型判定も難しいのではないかと思って検査すると,オモテではA型ですが,ウラ判定ではA1,A2血球に小さな凝集(?)が見られ,微妙です.どんな点に注意して検査すればよいのでしょう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?