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技術講座 免疫
電気化学発光法による血中微量成分定量
著者: 川村憲弥1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部
ページ範囲:P.1215 - P.1220
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発光分析において,化学発光測定法が免疫測定に応用されることにより感度が著しく向上した.高感度測定が可能になることで測定対象が拡大し,血液中微量成分の測定法としてすでに医療現場で応用されるようになった.
さらに,近年では電気的に発光量が制御可能な電気化学発光法も開発され,免疫検査に利用され始めている.この新しい電気化学発光法により感度・精度ともに優れた成績が各施設から報告されている。今後,臨床検査領域の未来に精度の高い検査結果をもたらすものとして期待される.
発光分析において,化学発光測定法が免疫測定に応用されることにより感度が著しく向上した.高感度測定が可能になることで測定対象が拡大し,血液中微量成分の測定法としてすでに医療現場で応用されるようになった.
さらに,近年では電気的に発光量が制御可能な電気化学発光法も開発され,免疫検査に利用され始めている.この新しい電気化学発光法により感度・精度ともに優れた成績が各施設から報告されている。今後,臨床検査領域の未来に精度の高い検査結果をもたらすものとして期待される.
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