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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻10号

2000年09月発行

文献概要

日常染色法ガイダンス 特殊染色法

酵素抗体法

著者: 鴨志田伸吾1 堤寛2

所属機関: 1神奈川県厚生連伊勢原協同病院検査室 2東海大学医学部病態診断系病理学部門

ページ範囲:P.1243 - P.1248

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目的
 酵素抗体法は,従来の特殊染色では検出できなかったホルモン,酵素,免疫グロブリンをはじめとした血漿蛋白,細胞骨格蛋白,腫瘍マーカー,病原体,増殖細胞マーカー,癌遺伝子関連抗原,ホルモン受容体など数多くの抗原物質を特異的に証明する.そのため,機能形態学的診断だけでなく,悪性度の指標や治療方針の決定に一歩踏み込んだ判断が可能となる.現在では使用可能な抗体数は飛躍的に増加し,またより高感度な手法が次々と開発されており,酵素抗体法の利用価値はいっそう高まっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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