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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻11号

2000年10月発行

文献概要

絵で見る免疫学 基礎編・10 細胞の生と死・1

殺しのライセンス—CD40とCD40Lの重要性

著者: 高木淳1 玉井一2 隈寛二2

所属機関: 1ダイナボット(株)器機診断薬事業部 2隈病院

ページ範囲:P.1348 - P.1349

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はじめに
 体内に病原体が侵入すると,これを殺すために免疫系が作動する.免疫系,すなわち生体防御系は,“自己には傷をつけることなく,外部からの侵略者のみを狙撃せよ!”と,狙撃者に対して極めて困難な命令を下す.この難事に従事する狙撃者,すなわち細胞傷害性T細胞(cytotoxic Tlymphocytes;CTL)は,“殺しのライセンス”を持ったもののみが従事するとAntonio Lanzavecchiaが記したユニークな説を紹介する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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