icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻11号

2000年10月発行

検査じょうほう室 輸血:輸血検査と血液型の謎

抗血小板抗体の臨床的意義と検査法

著者: 森田庄治1 柴田洋一2

所属機関: 1埼玉県赤十字血液センター検査二課 2東京大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.1368 - P.1369

文献概要

はじめに
 ヒトの血小板膜表面には,ABO型,HLA型(human leukocyte antigen;ヒト白血球抗原),HPA型(human platenet antigen;ヒト血小板抗原),自己抗原などが存在する.輸血や妊娠などが契機となってこれらの膜表面に存在する抗原に対する抗体が産生される.一般に輸血検査の領域で用いられる抗血小板抗体とは,同種免疫によって産生される同種抗体の総称の意味で使われる.
 以下に抗血小板抗体を理解するための基本的知識と,その臨床的意義および検査法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら