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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻11号

2000年10月発行

文献概要

トピックス

診断薬に用いるラテックス粒子

著者: 竹村守1

所属機関: 1積水化学工業(株)医薬・診断薬事業部・学術担当

ページ範囲:P.1378 - P.1381

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はじめに
 医療応用を目指した生体機能高分子材料の開発およびその臨床応用の進歩は日進月歩であり,新規医用高分子材料が次々に登場している.医用高分子材料は医療用ディスポーザブル製品,人工臓器,医薬,診断薬などに代表されるように著しい進歩を遂げてきた.ラテックス粒子も高分子材料合成技術の進歩により,粒子径,粒子形状を精密に制御するとともに,粒子表面に特異的な機能を付与することも可能になった.これらの特性を活かしたラテックス粒子の医学領域における応用は,抗原・抗体の結合担体,細胞の識別剤,細胞分離単体,クロマトグラフィー用担体など広範囲に実現されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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