文献詳細
文献概要
検査じょうほう室 輸血:輸血検査と血液型の謎
不規則抗体って何?
著者: 鈴木由美1
所属機関: 1防衛医科大学校病院輸血部
ページ範囲:P.1462 - P.1463
文献購入ページに移動はじめに
不規則抗体とは,赤血球抗原に対する同種抗体のことで,なぜ不規則かというと,Landsteinerの法則によるABO血液型に対する抗Aあるいは抗B抗体(免疫グロブリンクラスは主にIgM)を規則抗体と呼び,それ以外の血液型抗原に対する同種抗体を不規則抗体としているからである.
不規則抗体には,主に輸血歴や妊娠歴の既往のある人から検出される免疫抗体と,なんら明らかな免疫刺激のない人から検出される自然抗体とがある.
不規則抗体とは,赤血球抗原に対する同種抗体のことで,なぜ不規則かというと,Landsteinerの法則によるABO血液型に対する抗Aあるいは抗B抗体(免疫グロブリンクラスは主にIgM)を規則抗体と呼び,それ以外の血液型抗原に対する同種抗体を不規則抗体としているからである.
不規則抗体には,主に輸血歴や妊娠歴の既往のある人から検出される免疫抗体と,なんら明らかな免疫刺激のない人から検出される自然抗体とがある.
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