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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻13号

2000年12月発行

技術講座 生理

小児の聴力検査

著者: 守本倫子1 川城信子1

所属機関: 1国立小児病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1509 - P.1513

文献概要

新しい知見
 近年,乳幼児の聴力障害を早期に発見する必要性が提唱され,すでに米国の32州で全新生児,乳幼児に対する聴力検査が法制化され,わが国でも厚生省によって新生児に対する聴覚スクリーニングの導入が検討されている.スクリーニング方法として自動聴性脳幹反応検査(AABR)や簡易型耳音響放射検査が挙げられ,これらは新生児に対して容易に行うことができ,児の聴覚機能を他覚的,かつ非侵襲的に調べることができるという利点がある.今後さらに機能が向上し,短時間で測定できて,かつスクリーニングとして効果的な測定機器が出現すると予想される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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