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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻2号

2000年02月発行

文献概要

臨床検査に必要な統計処理法・2

直線性の評価と試料希釈誤差補正法—従来の直線性評価法は不適切!?

著者: 細萱茂実1

所属機関: 1山梨医科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.131 - P.134

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はじめに
 直線性は,定量分析法における測定範囲全域の正確さを保証するための重要な特性である.本特性は,分析法の開発時や新規導入時などに頻繁に検討されるが,従来広く行われてきた評価法の中には,客観性に欠け,不適切といわざるをえない方法も多い.ここでは,統計学的にもその妥当性が認められるNCCLSが提示する試験法1)を紹介し,その中で具体的には明記されていない実践上重要な留意点を含めて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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