icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻2号

2000年02月発行

文献概要

トピックス

血清TNFα測定の意義

著者: 斉藤香保里1 渡辺直樹1

所属機関: 1札幌医科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.135 - P.137

文献購入ページに移動
はじめに
 腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor;TNF)αなどの炎症性サイトカインは,異物の進入による炎症や腫瘍局所の監視機構において,生体防御因子として重要な役割を果たしている1,2).しかし,この反応が過剰に発現すると,逆にいくつかの病態を引き起こす可能性が指摘されている.
 本稿では,血清TNFα活性の測定法およびその臨床的意義について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?