文献詳細
文献概要
トピックス
血清TNFα測定の意義
著者: 斉藤香保里1 渡辺直樹1
所属機関: 1札幌医科大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.135 - P.137
文献購入ページに移動はじめに
腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor;TNF)αなどの炎症性サイトカインは,異物の進入による炎症や腫瘍局所の監視機構において,生体防御因子として重要な役割を果たしている1,2).しかし,この反応が過剰に発現すると,逆にいくつかの病態を引き起こす可能性が指摘されている.
本稿では,血清TNFα活性の測定法およびその臨床的意義について概説する.
腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor;TNF)αなどの炎症性サイトカインは,異物の進入による炎症や腫瘍局所の監視機構において,生体防御因子として重要な役割を果たしている1,2).しかし,この反応が過剰に発現すると,逆にいくつかの病態を引き起こす可能性が指摘されている.
本稿では,血清TNFα活性の測定法およびその臨床的意義について概説する.
掲載誌情報