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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻4号

2000年04月発行

文献概要

技術講座 生化学

尿中微量蛋白の測定法

著者: 岡田茂1 中村利弘1 星野忠2

所属機関: 1(株)大塚東京アッセイ研究所 2日本大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.331 - P.337

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新しい知見
 尿中微集アルブミンや尿中微量トランスフェリンの測定は主に糖尿病性腎症の早期発見や病期の鑑別,予後推定の指標として利用されている.また,尿中α1-ミクログロブリンや尿中β2-ミクログロブリンの測定は尿細管障害を把握するために利用され,これら尿中微量蛋白を組み合わせて測定することが腎機能障害の程度を知る指標として臨床的に不可欠となっている.
 測定法に関しては,従来RIA法により測定されてきたが,近年の免疫化学的分析法および自動分析機器の目覚ましい進歩により尿中微量蛋白の測定も可能となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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