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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻4号

2000年04月発行

文献概要

臨床検査に必要な統計処理法・4

患者試料を用いた分析法問比較による正確さの評価—相関性試験に伴う統計的諸問題と対処法

著者: 細萱茂実1

所属機関: 1山梨医科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.395 - P.399

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はじめに
 多数の患者試料を用いた2種類の分析法間の相関性試験は,正確さを総合的に評価するための手段として広く実施されている.相関性試験の内容は,統計学的に2変量データへの回帰分析の適用であるが,実際に取り扱うデータは統計学的な前提を必ずしも満足するものではない.実はこのことが,不適切な統計手法の適用や誤った結果の解釈など,実践の場における少なからぬ混乱の原因となっている.ここでは,それらの問題点を整理するとともに対処法について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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