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技術講座 病理
マクロ臓器撮影
著者: 上久廣昭1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学映像情報課
ページ範囲:P.429 - P.437
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フィルムからデジタルへ
民生用デジタルカメラの普及により,デジタルカメラの画素数も多くなり,画質もかなり向上したことから,最近はマクロ臓器撮影も従来のカラーフィルムでの撮影ではなく,デジタルカメラで撮影する施設も増えてきた.材料の節約(フィルムが要らない)や撮影したものがその場で確認できるなど,いくつかのメリットから,これからますますデジタル化が進むと思われる.
しかしながら,デジタル撮影をする場舎には,色の再現,保存性などで問題点もある.臓器の色が正しく再現されているかどうかは,フィルムの場合には肉眼で判断可能であるが,デジタル撮影の場合にはパソコンモニターかプリントアウトしたもので判断することになる.当然ながら,モニターの発色はメーカーや機種の違いにより微妙に違いがあり,どれが正しく色を再現しているか迷うことがある.プリンターにしても同様である.
フィルムからデジタルへ
民生用デジタルカメラの普及により,デジタルカメラの画素数も多くなり,画質もかなり向上したことから,最近はマクロ臓器撮影も従来のカラーフィルムでの撮影ではなく,デジタルカメラで撮影する施設も増えてきた.材料の節約(フィルムが要らない)や撮影したものがその場で確認できるなど,いくつかのメリットから,これからますますデジタル化が進むと思われる.
しかしながら,デジタル撮影をする場舎には,色の再現,保存性などで問題点もある.臓器の色が正しく再現されているかどうかは,フィルムの場合には肉眼で判断可能であるが,デジタル撮影の場合にはパソコンモニターかプリントアウトしたもので判断することになる.当然ながら,モニターの発色はメーカーや機種の違いにより微妙に違いがあり,どれが正しく色を再現しているか迷うことがある.プリンターにしても同様である.
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