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臨床検査に必要な統計処理法・5
外部精度評価のデータ解析—コントロールサーベイを有効活用するために
著者: 細萱茂実1
所属機関: 1山梨医科大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.477 - P.482
文献購入ページに移動はじめに
一般に外部精度評価(external quality assessment;EQA)の主目的は,検査値の施設間差の実態を把握するとともに,個々の施設における検査法の正確さを知ることである.そのための調査をコントロールサーベイといい,多くの組織や団体により実施されている.その評価方式はさまざまであり,また種々の問題点も指摘されている.ここでは,外部精度評価におけるデータ解析の観点を中心に,コントロールサーベイを有効活用し検査精度を向上するための方法について考える.
一般に外部精度評価(external quality assessment;EQA)の主目的は,検査値の施設間差の実態を把握するとともに,個々の施設における検査法の正確さを知ることである.そのための調査をコントロールサーベイといい,多くの組織や団体により実施されている.その評価方式はさまざまであり,また種々の問題点も指摘されている.ここでは,外部精度評価におけるデータ解析の観点を中心に,コントロールサーベイを有効活用し検査精度を向上するための方法について考える.
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