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文献概要
Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた
骨髄液中に見られる正常細胞・2 赤芽球系細胞
著者: 大畑雅彦1
所属機関: 1静岡赤十字病院検査部第2課
ページ範囲:P.488 - P.489
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赤芽球系細胞は分裂を繰り返しながら成熟し,脱核し赤血球となる.顆粒球系細胞と同様に形態学的特徴に応じた名称が与えられているが,その鑑別上のポイントは細胞質の染色性と核クロマチン構造である.また,赤芽球全体を通しての特徴として,①核,細胞質とも類円形で,核は中心性に位置する,②正常では,細胞質内に顆粒を認めない,ことが挙げられる.
赤芽球系細胞は分裂を繰り返しながら成熟し,脱核し赤血球となる.顆粒球系細胞と同様に形態学的特徴に応じた名称が与えられているが,その鑑別上のポイントは細胞質の染色性と核クロマチン構造である.また,赤芽球全体を通しての特徴として,①核,細胞質とも類円形で,核は中心性に位置する,②正常では,細胞質内に顆粒を認めない,ことが挙げられる.
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