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文献詳細

雑誌文献

検査と技術28巻5号

2000年05月発行

文献概要

トピックス

肝癌マーカーの感度と特異性

著者: 青柳豊1

所属機関: 1新潟大学医学部第3内科

ページ範囲:P.509 - P.512

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はじめに
 わが国での肝細胞癌(hepatocellular carcinoma;HCC)による死亡者数は年間30,000人を超えており,その90%以上がC型を主とするウイルス性肝硬変(liver-cirrhosis;LC)を発生母地としている.現在,慢性肝疾患を対象にHCCの早期診断を目的として腫瘍マーカーの定期的測定が行われている.
 本稿では,HCCの腫瘍マーカーとして広く用いられているアルファフェトプロテイン(α-fetoprotein;AFP)ならびにPIVKA-II(protein induced by vitamin K absence or antagonist-II)のHCC診断能について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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