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技術講座 免疫
c-erb B-2の測定と臨床病理学的意義
著者: 木藤孝1 菅野康吉2
所属機関: 1(株)ニチレイバイオサイエンス開発センター 2栃木県立がんセンター遺伝子検査室
ページ範囲:P.539 - P.542
文献購入ページに移動ヒト化した抗ErbB-2モノクローナル抗体が乳癌の治療薬として最近欧米で相次いで承認されており,近い将来,わが国でも臨床応用されると思われる.この治療薬はc-erbB-2が過剰発現している進行再発乳癌患者に対するものであるため,c-erbB-2測定検査はこの治療対象を決定するうえで,必要不可欠とされている.
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